'90 HONDA CIVIC EF
'90 HONDA CIVIC EF
HONDA 70th ANNIVERSARYシリーズから'90 HONDA CIVIC EFです。ホンダの創立70周年を記念したアソート、人気のホンダ車がラインナップされるとあって、期待された方も多かったのではないでしょうか。中でも本作は一番人気だった印象で、売り場から真っ先に消えたように思います。
4代目グランドシビックの後期型。イエローも似合いますね。ただ、ベーシックではしっかり表現されていたエンブレム、ヘッドランプ、ウインカーが軒並みボディーと同一色で塗り潰されてしまいました。これは凄く残念です。
サイドにはブラックとレッドのライン、そしてVOHC VTECの文字。当時、自然吸気でリッター100馬力を達成した夢のエンジンに対するリスペクトが感じられます。
リアもフロントと同じくベタ塗りです。もう少し何か欲しかったなあ。
ボンネットはサイドと同様にブラックとレッドで。インテリアのカラーもレッドで合わせて、色合いは良いと思います。
後ろから。
サイドラインということもあり、もう少しディテールにこだわって欲しかったかなあ。でもHONDA車は嬉しいです。
'69 DODGE CORONET SUPERBEE
'69 DODGE CORONET SUPERBEE
2018年Dアソート、HW FLAMESセグメントから'69 DODGE CORONET SUPERBEEです。マッスルカー全盛の時代において、パワーを求めれば求めるほど価格も高額になっていきました。そんな中、速さ以外の抑える所は抑え、手が届く価格帯のモデルとして登場したのがCORONET SUPERBEEです。比較的安価とはいえ、426hemiほどではありませんが440 6packと呼ばれるエンジンは強力。そのかわりエアコンのオプションすら無いかなりハードな仕様。乗り手を選ぶ車種のようです。
フロントから。なんとなくハコスカっぽい顔をしているような。。メッキで仕上げられたパーツは定石と言えるホットウィールの文法ですね。
白いボディにオレンジのフレイムス。マッスルカー + フレイムスは条件反射的に格好良いです。ウインドウも色を合わせました。引き締まったボディラインが美しい。サイドスクープもしっかり再現。お見事。ホイールはMuscle Car 5SPです。
リアはランプの彩色無しは平常運転として、特徴的な枠がはっきりと彫られているので寂しい感じはしません。存在感を主張するバンパーが素晴らしい。
ボンネットにもフレイムス。
後ろからも。
文句なしですね。
RIG STORM
RIG STORM
2018年Dアソート、X-RAYCERSセグメントからRIG STORMです。デビューは2014年、デザイナーはRyu Asada氏です。
嵐のごとくパワフルなV12エンジンを積んだレーシングトラック。最初に思ったのはオプティマスプライム?でした。色も形もだいぶ違うんですが、どことなくトランスフォームしそうに見えちゃったんです。
全身プラボディにブルーとオレンジの組み合わせが絶妙にマッチ。意外と敬遠されがち(?)なこのセグメントですが、個人的にかなり刺さるデザインでした。
リアウイングがとにかく大きい。ボディの半分くらいウイングが占めています。リア部分の銀色の装置は何でしょうね?竜巻でも起こしそうな、得体の知れないパワーを感じさせます。
やっぱりこうして見るとロボット感があるなあ。カッコいい。
後ろから。アメリカのトラックを初めて見たとき、日本のデザインとあまりに違っていてずっと眺めていました。特に煙突マフラーは象徴的で、これが付いているだけで大満足です。
謎車の一言では片付けられない、デザイナーのセンスが光る「作品」ですね。
'17 JEEP WRANGLER
'17 JEEP WRANGLER
2018年Dアソート、HW HOT TRUCKSセグメントから'17 JEEP WRANGLERです。久々のJEEP、しかもNew Casting。これはもう期待するしかないですよね。WRANGLERは2018年にフルモデルチェンジしたJLが発売されましたが、その前モデルにあたるJKの最後を記念して、という感じでしょうか。
JEEP伝統の丸いヘッドランプとセブンスロットグリルはしっかりと再現。結構なカスタム仕様のボディにあって、こういったアイデンティティー的なパーツが主張を失わないのは素晴らしい。ポジションランプの彩色もいいですね。
サイドから。もともと強度のあるボディなので、ドアを外しちゃいました、なんて事もアンオフィシャルには可能らしいんですが、今作ではフレームだけを残したような無骨な作りになっています。ホイールは大径でビードロック付きの本格オフロード仕様。
リアにはカバーをかけたスペアタイヤ。
ボンネットにはクリアパーツカスタムのエンジンフード、そして細かいネタとしてシュノーケルが付いています。
リアウインドウはクリアパーツでてきているんですが、これウインドウネットを表現してるのか、こういうデザインのウインドウなのか、いずれにせよ面白い形をしています。
この迫力とディテール、1$とは思えない仕上がり。
Jeep、もっと出して欲しいです。
TOUR DE FAST
TOUR DE FAST
2018年Dアソート、HW SPORTSセグメントからTOUR DE FASTです。初登場は2016年、リオデジャネイロオリンピックの年にHW GAMESセグメントとして発売されました。テーマは見た目通りサイクルロードレースです。名前はTOUR DE FRANCEにかけているとみて間違いないでしょう。サポートチームとして自転車をルーフに積んで運びます。
オリジナルカーなんですが実車に近い、わりといそうなデザインです。一説には1967年のCitroën DSがモデルとも言われているようです。確かに似てますね。
サイドは情報量たっぷりで、いかにもレース風のデザインです。疾走感抜群のロードバイクの絵に、HWCの文字。Hot Wheels Cyclingの略でしょうか。ゼッケンは035番。そしてスポンサーのデカールが描かれています。ホイールはJapanese 5SPです。
リアはウインドウが無いので正直視界は悪そうです。クリアパーツをうまく使った横流のテールランプ(?)は斬新なデザインで面白いと思います。
ルーフには2台のロードバイク。素材はチープですが、この小さなスペースでしっかり形がわかること、そして1台ではなく2台載せる表現力が素晴らしい。このモデルのアイコンとしての役割を果たしています。
ボンネットにもサイドと同様のデザイン。良くこれだけ詰め込んだなと感心です。
スポーティーでしなやかさを感じさせるようなボディ。グリーンも綺麗です。
今後、節目となるスポーツシーンで色々なバリエーションが出そう。期待しています。