HW50 CONCEPT
HW50 CONCEPT
2019年Fアソート、SPEED BLURセグメントからHW50 CONCEPTです。昨年のホットウィール50周年に発売された記念すべき1台のカラーバリエーションです。現代的なホットロッドを作るための研究開発車輌の位置付けのようです。名前にCONCEPTって付いてますしね。
1920〜30年代の、ホットロッド創成期のようなクラシカルなスタイルが根底にありながら、新しさとオリジナリティ溢れる仕上がりになっています。
ファーストモデルのホットウィールレーシング仕様も悪くないんですが、今回のデザインはこれかなり格好良いと思います。漆黒のボディにレッドの差し色、重厚さが堪らない。ホワイトで描かれたHOT WHEELSのロゴも大きくて正解ですね。今作は大いにオリジナル感を強調すべきです。風の抵抗を減らすために限りなくチョップドされたルーフなど、ホッドロッドの文法もしっかり入っています。
リアは4本出しマフラー?にディフューザーも付いて、かなりのパワーとスピードを備えてそうですね。タイヤも太い。
ホットロッドって本当に1つ1つパーツに拘って作りあげてくんですよね。今作はまさにホットロッド愛好家の方が大事に大事にパーツを吟味したんだろうな、っていうような感じがします。上から見ると絶妙な形とバランスで凝縮されてますよね。
後ろから。
クロスカバーの中にはV10エンジンを搭載しているそうです。フレームの作り込みが実に素晴らしい。
フロントウインドウも含めてセンターでズバッと分けたデザイン。ちょっとスカルっぽさもある形がホットウィールらしい。ちなみにこのルーフの穴から車内に出入りするそうです。
サイドからエギゾースト。鉄板のワンポイントです。
51年目でのレビューになってしまいましたが、50周年の名に相応しい名作だと思います。